データベースシステムとしてOracleを導入するとき、SEが考えなければならないOracleチューニングのポイントを開発工程(要件定義、基本設計、詳細設計、開発、導入・移行、性能検証)にそって解説。現場で役立つシステムチューニングバイブル。
以下のような方にお勧め!!
- SEになったばかりで、システム開発の作業の進め方がよくわからない人
- システム開発の工程ごとのチューニングポイントを知りたい人
- 分厚いマニュアルや書籍を読んでいる暇がない忙しいSEやプログラマ
- プロジェクトを円滑に遂行したいと思っているプロジェクトマネージャ
- チューニングの重要性はわかっているが、どこをどうチューニングすればいいかわからない人
- 索引さえはれば、Oracleの高速な検索が可能だと思っているプログラマ
- パフォーマンスチューニングの目標を具体的な数字で知りたいと思っているSEやプログラマ
【目次】
第1章 チューニングの概要
1-1 システム設計におけるチューニングを考える
1-2 開発の流れの中でチューニングを理解する
1-3 Oracleの仕組みを理解する
1-4 チューニングツールにはどんなものがあるのだろう
第2章 システムの要件定義
2-1 業務分析は5W2Hで考える
2-2 データベース概念設計
2-3 キャパシティプランニングとは何か
第3章 システムの基本設計
3-1 システムの基本設計をする
3-2 既存システムの分析をする
3-3 システムの制約条件を抽出する
3-4 システムの構成を決定する
第4章 システムの詳細設計
4-1 システムの詳細設計とは
4-2 データベースにおける物理設計とは
4-3 データベースにおける運用設計とは
第5章 アプリケーションの開発
5-1 パフォーマンスチューニングの主役はプログラマ
5-2 SQLの共有と最適化
5-3 ビジネスルールの集約と共通化
5-4 トランザクションの制御と最小化
第6章 システムの導入・移行
6-1 システム導入の落とし穴
6-2 データベース導入の手順を確認する
6-3 データベース導入時の注意とテクニック
6-4 移行計画を検討する
6-5 データ移行ツール別の高速化
6-6 データ移行の検証をするには
第7章 システムの性能検証
7-1 パフォーマンスチューニングを始めるまえに
7-2 パフォーマンス情報の収集
7-3 アプリケーションの診断
7-4 メモリの診断
7-5 I/Oの診断
7-6 競合の診断
Appendix Oracle9iR.2初期化パラメータ
A-1 初期化パラメータに関する予備知識
A-2 パフォーマンス情報の収集
A-3 SQLのチューニング
A-4 メモリのチューニング
A-5 I/Oのチューニング
A-6 競合のチューニング
A-7 運用のチューニング